【コラム】終わりがない勉強

先日公開したこちらの記事について色々とご意見をいただきました。

一番多かったのは「ずっと勉強をし続けるのはきつい(嫌だ)」と言う内容です。

確かに一定時間勉強したら完結する方がいいですよね。

終わりが見えた方がモチベーションの維持ができるという方も多いようです。

しかし、残念ながら決算書の勉強は「終わりがない勉強」なのです。

一定の知識を得ること自体は1年〜3年で終わるでしょう。

このあたりは人によって学習時間は異なります。

ただその後も色々な見方や制度の変更、経営手法の変化などに対応をしていかないといけないため、勉強は継続をしていかないといけません。

当協会でも、決算書関連の書籍や動画コンテンツなどはチェックをしており世の中の潮流(そこまで大きなものはありませんが・・・)を見るようにしています。

ここ数年・数十年の大きな変化といえば「キャッシュフロー」への軸足の変化ではないでしょうか?

売上だ利益だと言っても結局は、現金がないと会社は維持もできないし、強くもなれません。

世界最大手ECサイト・クラウドサービス事業者のAmazonを創業したジェフ・ベゾス氏もずっとキャッシュフローに重点を置いた経営をしてきました。

おそらく今でもAmazonではキャッシュフローは重要なポイントなのではないでしょうか?

話を「決算書の勉強に終わりはない」に戻します。

終わりがないと気が滅入る方も多いでしょう。

しかし、色々な変化を時代の変化として捉えて楽しみながら勉強をすると良いでしょう。

「昔はこうだったけど、今はこうなってきているのか!?」と知的好奇心を刺激しながら、自分の成長を実感しながら勉学に励むのをお勧めいたします。

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